【フレンズ】夜にダンスで人気!神泉系バンド・シティポップってなに??
フレンズは2015年に結成された男女5人組のバンド。代表曲には「夜にダンス」がある。レベッカやドラマではない。自称・神泉系バンドと呼んでいる。男女のツインボーカルが特徴で、最近20代や30代前半を中心に人気が出ている。今後の日本音楽シーンを代表するバンドになることが十分に期待できるだろう。
フレンズのメンバー構成は?
フレンズは別のバンドで活動していたメンバーが集まって活動している。
その中でそれぞれの経験・キャリアなどを発揮して相乗効果に音楽を制作している。
おかもとえみ
元:THEラブ人間 / ベーシスト
2009年に下北沢で結成された。
ラブソングのみを歌うことからTHEラブ人間とネーミングされる。
2018年現在、ライブを定期的に行っている
ボタン工場 / 作詞・作曲・ボーカル
スリーピースバンド
2014年6月末にメンバーだった ''きうちこうすけ''が脱退したことによって活動休止をした
THEラブ人間もボタン工場も活動休止・脱退などでシンガーソングライターとして活動していた。
科学特奏隊のメンバーとしても活動している。
アクティブに何バンドも経験しているだけあり、フレンズの楽曲でも作詞を担当するなど存在感をあらわしている。
ひろせひろせ
nicoten / ベーシスト
nicotenは東京都出身の3人組ロックバンド
全員が1990年生まれでスリーピースバンドとは思えない奥行きのある音楽とアレンジをして聴く人を飽きさせない
比較的大柄なひろせひろせはフレンズにおいてはボーカルとキーボードを担当している。
nicotenではベーシストで、多彩な才能を見せてくれる。
作曲でも才能を光らせているひろせひろせは
SHE IS SUMMERの『あれからの話だけど』を作曲した。
他にもジャニーズ事務所所属:Sexy Zoneにも楽曲提供をしている。
ひろせひろせが作り上げるキャッチーなメロディーと裏拍の撮り方には脱帽するほかない。
長島涼平
長島はフレンズよりもthe telephonesでの活動が目立っている。
the telephonesは2005年結成
2015年11月に無期限活動休止
2018年5月に活動再開
4人組で埼玉県浦和を中心に活動している。
三浦太郎
長崎県出身
元・HOLIDAYS OF SEVENTEENメンバー
HOLIDAYS OF SEVENTEENは福岡県で結成されたロックバンド
2015年8月末に解散
フレンズメンバーの中では最年長で、実弟がフレンズのスタッフをしている。
SEKIGUCHI LOUIE(せきぐち るい)
元・The Mirrazメンバー
The Mirrazは2006年結成されたロックバンド
イギリスのロックバンドArctic Monkeysの影響を受けているため「パクリ」と言われることもある
The Mirrazを2013年に脱退してからは音楽をやめてイベント製作会社へ就職。
しかし、フレンズへ誘われたことで会社を退社
フレンズの目指すシティポップとは?
フレンズが結成された背景には''おかもとえみ''と''ひろせひろせ''がユニットを組んでいたことが起因する。
その後、メンバーを加入していき自分たちの作りたい音楽を目指していくことになる。
フレンズの作りたい音楽とは「シティポップ」だ。
シティポップと聞いてどんなジャンルだかわからない人が多いと思う。
ポップスではなくジャズではなく、ロックではなくシティポップだ。
時は1980年。
高度経済成長で賑わう都会をイメージしたものがシティポップだ。
ポップスのように飛び抜けて明るいわけではなく、ロックのように歪みがある音源ではなく、フォークのようにさっぱりではなく、歌謡曲のように堅苦しくないのがシティポップだ。
フレンズは世界観を作っている
フレンズは独自の世界観を持っているといった方が良い。
この世界観は曲だけでなくMVにまで凝っている。
フレンズ「夜にダンス」はフレンズを簡単に説明出来る一曲だ。
恵比寿駅近郊で撮影されたMVはまさに「自分たちの作りたい曲を作っていく」というフレンズのコンセプトにピッタリ合っている。
男女ツインボーカルの強みをしっかり活かした曲に仕上がっているのもポイントだ。
さらにAメロはピアノとドラムスだけの進行でさっぱりとなっている。
現代の忙しい都会で過ごしている人からすればこう言うさっぱりとしたサラダのような曲も良いのではないだろうか。
サッポロビールとフレンズのコラボレーション企画
窪田正孝をゲストに呼んでMVを製作した。
ホームパーティーを意識して心躍ってしまう楽曲になっているが、少し産業寄りに作られた印象。
もう少しクライアントのことを無視して作った方が弾けたメロディーラインになったのではないだろうか。
長島涼平のベーステクニックを一番聴ける一曲。
the telephones時代からのファンもフレンズから長島涼平を知ったファンでも耳の奥に残るベースラインになっている。
ひろせひろせが長島涼平にデモ音源として聴かせた曲。
長島涼平はデモ音源を聴いて「バンドをやったら?」と提案する。
それでバンドとして構成されたのがフレンズだ。
いわばフレンズを誕生させた曲といっても過言ではない。
フレンズの神泉系は地名から!
フレンズは神泉系バンドとして活動している。この神泉は渋谷にある地名のことだ。
渋谷のメインストリートよりも少し奥へ入ったエリアを神泉と呼ぶ。
フレンズとして最初に作った曲が神泉エリアを舞台にした曲だったので、神泉系バンドと名乗っている。
フレンズの極意はやりたいことをやる
フレンズの考え方には自分たちで作りたい曲を作ることにある。
結局それは「やりたいことをやる」に収束するのではないだろうか。
バンドといえば一人1バンドというのが固定概念で思っている事だろう。
兼任すれば「不仲」や「本命と趣味で分けている」と思われがちだった。
フレンズはその考えを一掃してくれる。
ひろせひろせはインタビューで「バンドを兼任する考えは川谷絵音さん」という。
川谷絵音は「ゲスの極み乙女」と「indigo la End」でバンドを兼任している。
バンドは運命共同体という考え方よりも、バンドはみんなのスキルを出し合う場と意識を変える事でバンドの運営ができる。
意識の改革をした事でフレンズというバンドは大きく成長できるようになった。
フレンズはメンバーがセカンドキャリアとして活動しているのも大きい。
これが初めてのバンドだったらどうだろうか。
それぞれ水も甘いも経験していないでバラバラになる事も多かったのではないだろうか。
まとめ
フレンズは神泉系バンドとして若者から人気を集めているバンドだ。
夜にダンスがYouTubeで100万回以上再生されていて代表曲と言っても過言ではない。
彼らが作る音楽は男女ツインボーカルという新しい境地を開拓している。
2018年以降もフレンズの作るシティポップから目が離せない。
*1:https://natalie.mu/music/pp/vivalarockzenyasai02
*2:http://www.korg.com/jp/features/artists/2017/0127/
*3:
http://ent2.excite.co.jp/music/espxtelephones/arrangements.html
*4:
https://diggity-jp.net/news/18963/
*5:
https://natalie.mu/music/pp/themirraz/page/2
*6:
http://newcomer-music.com/friends/
*7:https://natalie.mu/music/pp/friends
*8:
http://realsound.jp/2017/04/post-11947.html
*9: