歌手【かとうあい】飛び込み営業は3年間で24000軒!単独ライブを前にしたかとうあいを追う!
フジテレビ系人気バラエティ番組「アウト×デラックス」に出演したかとうあいという歌手がいる。なんと3年間で24000軒ものクラブやラウンジ、スナックのお店を流しで歌った。平成の世に流しでご飯を食べているなんてことが驚きだがストイックな姿勢の裏側を見ていこう。
今回紹介するのは流しのシンガーソングライターかとうあいだ。
かとうあいプロフィール
1994年8月22日生。
合言葉は「全人類とお友達になりたい
好きな食べ物:肉と砂糖とパン
特徴:滑舌が悪く話が聞き取りにくい
かとうあいは母子家庭
かとうあいは島根県の田舎で育った。
母子家庭だった【かとうあい】は高校在学中にアルバイトをしお金を貯めます。
なんとその額は「200万円」
高校生のアルバイトで200万円貯めるのは並大抵の努力ではできない。
この200万円を元手に音楽の専門学校の学費や大阪での一人暮らし代を工面した。
高校生の間は3つのアルバイトを掛け持ちしていたという。
ファミリーレストラン・喫茶店・回転寿司
どれも接客業をしていたのは歌手として活動していくという強い決意があったからなのではないだろうか。
かとうあいの努力は実る!
滑舌が足を引っ張る
大阪へ生活基盤を移してからもかとうあいはアルバイト生活に勤しんでいた。
コンビニを始め接客業で生計を立てようとしていたがどうしても長続きしなかった。
その理由は滑舌の悪さだった。
高校生であれば笑って許してもらえた滑舌も社会人になると受け入れられなかったようだ。
救う神現れる
そんなかとうあいを救ったのは音楽専門学校だった。
アルバイトがないかとうあいにアルバイトの斡旋をしたのだ。
それが「関西コレクション」の裏方スタッフだ。
イベントの裏側も見れてお金にもなるのでかとうあいにとっては非常にありがたいアルバイトだったようだ。
イベントスタッフとして働いていると芸能事務所関係者から話し方が面白いと注目を集める。
その芸能事務所へ入ると「アウト×デラックス」への出演が決まった。
芸能活動開始
「アウト×デラックス」出演以降はかとうあいのキャラクターに惚れた他テレビ局やラジオ局スタッフのおかげで多くのメディアに出演するようになる。
芸能活動がうまくいくかのように思えたかとうあいは芸能事務所との契約が解除を迎える。
かとうあい流し生活スタート
かとうあいは音楽だけで食べていくために流しとしての生活をスタートした。
スナックやクラブなどへ出向き「一曲歌わせてくれ」とお願いをする
成功と失敗
歌えた分だけ歌えなかったお店もある。
かとうあいは歌を歌わせてくれたお店の名刺を必ずもらうようにしている。
現在、彼女の手元には8700枚の名刺がある。断られたお店は15000軒以上。
3年間で24000軒以上のお店を回っていることになる。
成功率4割でも音楽が好きだから流しとして生きていけているのだろう。
23歳の女の子
ここまでアクティブに活動しているがかとうあいは23歳の女の子の顔をすることもある。
お店には絡んでくる大人やさっきまではご機嫌だったのに不機嫌になる大人など様々な大人の人間交差点だ。
お店の扉を開けるまでどんな客がいて、どんな客が絡んでくるのかわからない。
時には怖いと感じてしまうこともあるという。
お店の人の優しさ
かとうあいがお店で歌わせてもらうとき、多くのお客さんはカンパやご飯をおごってくれるという。
それだけで3年間ご飯を食べていけている。
変なお客さんも多いスナックだが大社長や人情味あふれる昔気質の人間も多い。
スナックは人間交差点と言われる所以はこういうところだろう。
歌を歌うしか道がない
かとうあいは歌を歌うしか道がない。
2018年8月23日には大阪・なんばHatchで単独ライブをすることが決まっている。
すでにsold outだ。
大阪単独ライブ以降は地元島根県を皮切りに全国ライブツアーへ出向くという。
かとうあいには歌を歌う他道がないと本人が言っている。
ぜひみなさんの地元へかとうあいが出向いた際は応援をしてほしい。