令和元年【きのこ帝国活動休止】!日々あなたの帰りを待つ…この街の名は、東京
きのこ帝国の代表曲に「東京」というものがある。
日々 あなたの帰りを待つ
ただ それだけでいいと思えた
赤から青に変わる頃に
あなたに出逢えた
この街の名は、東京
このサビを聞けば思い出す人も多いのではないだろうか。
お世辞にも歌手としてアーティストとして大舞台に立ったバンドではないきのこ帝国。
そんなきのこ帝国が令和元年5月27日に活動休止を発表した。
だからこそ歌う。
活動再開まで待つために。
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きのこ帝国と東京
「東京」と名のつく作品はたくさんある。
建築物でいえば東京タワーに東京ドーム
映画では、東京タワーや東京家族
歌の世界ではどうだろう。
東京と名のつく作品は841曲あるという。
その中でもきのこ帝国の東京は上位1%に入る認知度ではないだろうか。
もちろん、くるりやサニーデイ・サービス・福山雅治など東京にまつわる名曲を歌っている歌手は多い。
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きのこ帝国の音楽感
バンドだけでなく曲は必ずといっていいほど分類わけされる。
J-pop ロック ジャズ パンクロックなどなど
例に漏れずきのこ帝国も同様に音楽ジャンルの分類をされることがある。
みんな大好きwikipediaではきのこ帝国の音楽ジャンルを
J-pop、オルタナティブ、シューゲイザーと表記されている。
(Wikipediaが公式ではないという意見には同意)
j-popはわかるとして、シューゲイザーとオルタナティブについて少し触れていこう。
シューゲイザーとは、ロックの一種。
ノイズやエフェクターをかけたギターサウンドとリフにメロディーを乗せて歌い上げる。
オルタナティブとは、インディーロックの流れを汲んだ音楽性で、大手レコード会社の産業ロックとは一線を画する時代の流れに乗らない音楽性のことを意味している。
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きのこ帝国のシューゲイザー
きのこ帝国の東京という曲はシューゲイザーに分類されるのだろう。
しかし、ボーカルの佐藤千亜紀はインタビューでシューゲイザーというジャンルに結果的になったといっている。
最初からシューゲイザーを作ろうと思って作っていない。きのこ帝国はジャンルにこだわった音楽を作っていない。
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きのこ帝国の活動休止に思うこと
令和元年という表記を最初にしたのは、きのこ帝国も平成時代を作り上げた功労者の一人だからだ。
きのこ帝国というバンドに出会えてよかったと心から思い、東京という曲に自分の思い出を重ね合わせる人がいるのではないだろうか。
活動休止という話題は暗い話題だが、解散を選ばなかったことを尊重したい。
そして、東京の歌詞ではないが日々きのこ帝国の帰りを待とう。
それぞれの街で。