開催中止!【2018年京都大作戦】はなぜここまで判断が遅かったのか。
2018年7月7日・8日で開催予定だった京都大作戦が開催中止を発表した。京都大作戦の中止は以前もあったが開催中止の連絡は両日ともに前日になっての発表だ。
ファンの中には「いけなくて残念」という声も聞こえるが「ホテルのキャンセル代がかかるのでもう少し早く発表して欲しかった」という声も聞こえる。
行きたくないファンはチケット自体を買わないはずなのでおそらく後者の方が数としては多いだろう。
なぜここまで京都大作戦の判断が遅くなってしまったのだろう。
京都大作戦の権限とは?
2017年の京都大作戦は台風の影響で一時ライブが中止になった。3時間程度ライブを中断し来場者は一時体育館へと避難することになった。
その際の裏側の映像がスペースシャワーTVで放送されていたが10-feet・タクマが「ツイッターなどで情報発信できませんか?」とプロデューサーらしき人物に話をしていた。
ここに驚いたことを今も覚えている。
京都大作戦と10-feet
京都大作戦は10-feetがホストとなり開催しているフェスという認識だった。
それは多くの人が思っていることだろう。
だからといって10-feetには権限がそこまでない。
これが不思議だった。
なぜギリギリまで決断できないのか
京都大作戦をギリギリまで開催するかしないか決めかねない心理として自治体との関係やスポンサーのことがあるのだろう。
フェスも無料ではできず会場と最寄駅のピストン輸送用バスや演者控え室用のプレハブ費用・会場費用や技術職のギャラなど多額の費用がかかっていることは事実だ。
10-feetもファンもファンのことを考えていると思うが本当にファンのことを考えているのであればファンの安全を考慮し7日の公演中止発表とともに8日の公演中止も発表するればよかった。
7日公演中止発表と同時に7日の1日券を持っている方は、その券で8日に参加できるとされた。
これも少し疑問が残る。2日とも京都大作戦に参加したい人はあらかじめ購入していると思うからだ。
スポンサーの顔色を伺うな
調べてみると京都大作戦2018には31社がスポンサーとして協賛している。
過去にも京都大作戦は悪天候と戦いながらも成功させてきた。
なんなら悪天候も演出の一つなのではないかと思うほど成功させてきた。
だから今回もギリギリ開催できた!と言いたかったのだろうか。
スポンサーの顔色を伺うな。ファンのことを思っているのであればすぐに中止し、代わりにアリーナツアーにするとかライブハウスツアーにするとかで対応すれば良い。
そこまでして京都の丘で音楽を奏でる必要はあるのだろうか。
人命第一。
今もなお関西方面では自然災害が続いている。
みなさんお気をつけて。そして被害が最小限になるよう祈るしかない。
来年も京都大作戦はやってくる。