【SAKANAMON(サカナモン)】藤森の歌詞は独特!10週年対バンツアー決定!ドキュメンタリー映画製作?アルバム収録曲『SYULOVER』
3ピースロックバンド【SAKANAMON】のVo藤森元生が作る歌詞は独特だ。SAKANAMONという名前の由来は「聴く人の生活の肴になるような音楽を作りたい」という思いから。
かっこ悪いがかっこいい。SAKANAMONを分析していく。
SAKANAMONのメンバー
Vo:藤森元生
1988年3月6日生
宮城県出身
Ba:森野光晴
1988年3月8日生
東京都出身
Dr:木村浩大
1988年3月17日生
青森県出身
2007年11月同じ専門学校にいた森野と藤森で結成された。当時から【SAKANAMON】を名乗る。2009年より木村が加入し現在のメンバー編成になる。
2010年タワーレコード主催のオーディションでCDデビュー。
2011年から出場したフェスでは入場制限を連発。
2013年「シングルマン」でメジャーデビュー
SAKANAMONの音楽はエモさ
エモさとは感情を動かされるような表現。
藤森の作る音楽にはエモさが散りばめられている。
藤森は勉強も音楽もできなかったが唯一できたのが音楽だった。
SAKANAMONの音楽の中で好きなのが「カタハマリズム」
3ピースらしい音楽だけでなく歌詞にも注目する。
焦燥感掻き鳴らすだけ 異なフレーズ響けこの儘」
散漫なる言葉 覚醒しては挙動り もどり
事実無根纏って命削る
歌詞カードがなければ何を言っているのかよくわからくなるが韻を踏んでいて耳当たりが良い。何というかロックバンドの教科書とも言える音楽ライン。
心の底から音楽の渦の中にいると感じた。
「クダラナインサイド」
SAKANAMONのライブは原曲に近い演奏・歌唱精度で成り立っていることがわかる。
MVでは吉本興業のお笑い芸人が多く出演している。
中でもパンサー・菅の演技力にも注目できるMVとエモさ満点のギターリフ。
SAKANAMONには眠っている音楽に対する熱を再燃させてくれるエモさがある。
SAKANAMON10周年対バンツアー「連々々」開催
SAKANAMONは結成10周年対バンツアーを開催する。9月の千葉を皮切りに全国12公演を駆け巡る。11月に行われる大阪・東京ライブでは3マンで行われる。
まだ対バンアーティストは発表されていないのでSAKANAMONの過去ライブに出演していた対バンアーティストを紹介していく。
Czecho No Republicータカハシマイ
東京カランコロンーせんせい
cinemastaff
リーガルリリー
Bentham
どうだろう。SAKANAMONと同じような境遇のバンドが多い。フェスや音楽好きにはよく知られているが全員が知っているというほどメジャーではないバンド。
SAKANAMONと他バンドの違い
SAKANAMONを他のバンドと比べるとどうだろう。
全国ホールツアーを行い日本武道館でも2018年に公演するsumika
日本のガールズバンドの屋台骨になりつつあるリーガルリリー
幅広いファン層を取り囲み精力的に活動しているCzecho No Republic
どこで差がついたのだろうか。
ここで思ったこと。
SAKANAMONは他のバンドとは違う。
なぜ違うかといえばやっていることが全て違う。
まずどのバンドもジャケットにはこだわっている。
そこがSAKANAMONは2015年タワーレコード限定のシングルをリリースした。
そのジャケットは「スルメイカ」
理由を聞かれた藤森は
ジャケットの裏はカレンダーになっている
スルメイカレンダー(笑)
さらにHOT ATEというアルバムのジャケットは「ホタテ」だ。
アルバムが2枚組になるということで2枚貝(笑)
よくいえば遊び心だが、前述のバンドとは一線を画す。
SAKANAMONまとめ
ライブをするときに藤森は黒い革製の服やパンツではないし、ギラギラした指輪もピアスもしていない。
Tシャツにアロハ調の半ズボンでライブをしている。
大学生の軽音楽部のようで、近くのコンビニに足りなくなったビールを買いにいく格好で間違ってライブハウスに来てしまったといわんばかりだ。
しかし、SAKANAMONはそれで良い。
かっこ悪いがかっこいい。それがSAKANAMONだ。