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メトロックでフォーリミファンのサークルにGENが言及?この問題は音楽関係ファンみんなの問題です。

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2013年から毎年開催され、東京・大阪の2会場で多くのファンを楽しませているMETROPOLITAN ROCK FESTIVAL(通称:メトロック)。2019年も例年通り開催されたわけだが、今年は例年と違いある事情で場外戦に持ち込まれようとしている。

しかし、これはただ単にその一瞬を切り取ったものではなく、今までの蓄積もあったといえよう。2019年メトロックにおけるフォーリミとそのファンについて考察していこう。そしてこのことは「一寸先は自分の推しバンド」と言っても過言ではないことなのだ。

 

 

  • 2019年メトロックにおけるフォーリミ・GENの発言

実際に筆者はメトロックを放送していたAbemaTVもメトロックの会場にも行っていないので、GENのtwitter上の発言をスクショしておく。

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簡単に要約すると

・フェスでの楽しみ方は人それぞれ

・だから、サークルを半強制的に作らせるのは肌に合わない

・演者として背中を向けられるのも嬉しくはない

・フェスで事故が起きると開催自体が危ぶまれる

・だから、みんな節度を持って自由に楽しもうね

 

 

おそらくこの解釈であっているのではないだろうか。

至極当然のことを言っているだけのようにも思える。

 

しかし、ある一部のフォーリミファンの行動がこのような発言を招かせたのは事実だ。

 

 

  • フォーリミファンのサークルと他のファンのサークルの違い

サークルというのはライブにおけるファンの楽しみ方の一つとされているが、実際は転倒や衝突により怪我が誘発される恐れがあるため禁止や自粛を呼び掛けているフェス・ライブが多い。

サークルを作るためには、入場制限になるくらいぎゅうぎゅう詰めになっているエリアで、わざわざスペースを作り渦潮のようにぐるぐる回る必要がある。スペースができれば必ずしわ寄せができ、人口密度が一時的に急上昇することさえ容易に想像できるだろう。

そんな中で人が駆け回るのだ。サークルという行為が「している本人たちだけ」でしか楽しんでいないことがわかるのではないだろうか。

 

この段落のタイトルとしてあげた「フォーリミファンのサークルと他のファンのサークルの違い」の答えは【ない】

つまり、サークルはサークルだ。どちらもしてはいけないと言われればしてはいけないし、して良いと言われても細心の注意を払う義務がある。

 

では、文句のでるサークルとでないサークルの違いとは何か。

それは、「サークル参加者はもちろん、しわ寄せを受けている人もサークルに対して肯定的であるか否か」ということだ。

簡単に言えば一人でもサークルに対して否定的な人がいる場合、サークルをすべきではないということ。

これに尽きる。

 

特にフェスという音楽のビュッフェに参加するときは様々な年齢層・音楽ファンが集まる。音楽という一つの嗜好品を取ってみても好きなバンドと嫌いなバンドがあるほどだ。

サークル肯定派もいればサークル否定派もいる。

 

音楽フェスは自分が楽しむために参戦するが、自分だけが楽しければ良いというファンがフォーリミファンの場合目立った結果として今回のような騒動になったのではと予測している。

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  • フォーリミファンだけの話ではない

これは、フォーリミファンに限ったことではない。

一部ファンのせいでバンド全体やファン全体がそのような評価をされることは往往にしてある。

最近では、Hey!Say!JUMPのアリーナコンサートツアーが一部ファンのマナー違反により中止となった。このとき、Hey!Say!JUMPファンの多くは自分たちも再度気をつけようと襟を正したことは非常に評価されるべきであり、ジャニーズ事務所も結果的に良い方向へ転んだのではないだろうか。

 

また、当ブログでも以前紹介したがsumika日本武道館ライブでもアンコール待ちの間にスマホのライトを点灯させて、一部ファンから辛辣な言葉が飛んだこともある。

 

つまり、一寸先は自分の推しバンドということがあるのだ。

 

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  • マイヘア・オーラルのファンも?実際に一部ファンのしている自己中な行動

これは筆者が実際に見たマイヘアファンのある行動だ。

群馬県で行われるフェスに参戦したときのこと。

そのフェスは出演者の平均年齢が高いため。お客さんの平均年齢も少し高い。

30代〜40代の人が多いだろうか。

メトロックやビバラロックのようなフェスに比べると高校生・大学生が少ない。

 

その中に紅一点と言うべきか若年一点登場したのが「My hair is bad」。

会場に来ていた高校生・大学生と思われる人たちは皆マイヘアのバンドTを着用していた。

 

しかし、マイヘア登場は夕方。朝一からヤバTの出演で会場のボルテージは上がったものの、自分たちの好みではないバンドになると会場後方にあるスタンド席へ移動する人がチラホラ。

ここまでは普通のフェスで十二分にあり得ることなので何も疑問は持たなかったが、スタンド席へ行ってからが問題だったのだ。

 

スタンド席ではスマホつけてゲームをする者、自撮りを永遠する者、電話をする者、落し物をスマホのライトで探す者。

ちなみにスタンド席からライブ演奏を見ている人もいる。

 

よく自分の推しバンドTシャツを着て、そんなマナー違反できるなと感心してしまうほどだった。

 

そして、オーラルシガレットの一部ファンは2019年メトロックで次のようなことが起きていたようだ。

【写真】

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  • 全ては民度ではなく、配慮の問題

こういう問題が起きると「民度」と言う言葉が出てくる。

推しバンドを一つの【社会】・そこのファンを【民衆】に例えて、民度という言葉を使い自分たちとは違うといいたいのだろう。わかるよ。その気持ち。

民度が低いって言いたいほど、してはいけないことをして笑顔になっている奴らのことは許せない。

それが通用するならした者勝ちになってしまうから。

 

サークルやモッシュがなぜダメと言われているのか。

それは嫌がる人が出るからだろう?

もし定員50名の部屋の中にサークル作るの大好きなのが50人だけいたら、サークルみんなで作れよ!

そしたら誰からも文句言われないから!

でも、同じ人数でサークル反対派が30人いるのにサークル作ったらどう?

頭沸いているとしか言えないだろう。

おそらく今回のフォーリミファンはこの状況。

 

そして、それは民度ではなく配慮という言葉で済むのではないかと個人的に思う。

歌を一緒に歌いたい気持ちもわかる。家や車で音楽聞きながら歌っちゃうような気持ち。

でも、それは周りで聞いている人からすれば騒音でしかない。だから、配慮が必要。

これくらい中学生以上ならわかるような気もする。

 

もちろん、フェスやアーティストに対する垣根が昔よりも明らかに低くなっている関係で、中学生や高校生・大学生も多くフェスへ参戦している。

そして、フェスに参戦した回数が多ければ多いほど「良い」と思っている。

 

そうではない。

フェスに参戦して、他人の好きなバンドに拍手を送れて、そのバンドの良いところを発見できて、自分のバンドを一番マナーが良い状態で楽しんで、会場運営に感謝しながら帰る。

これができればフェスに1回しか参戦していなくても十分「良い」と言えるだろう。

 

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少し話が逸れたが、今回の一件でフォーリミファンは少し注目されてしまった。

しかし、この問題はいつ自分に降りかかってもおかしくない。

これからフェスシーズンに突入するがどの推しバンドでも自分のバンドは自分たちで守って育ててあげよう。

熱中症に気をつけて2019年のフェスを楽しもう。